水素ガスステーションは爆発しません

エコカー 燃費
水素ガスステーションは爆発しません
水素ガスステーションは爆発しません 全 4 枚 拡大写真

ロサンゼルスにあるホンダの研究開発センター内で、ロスでは初めての水素ガス生産及び注入ステーションがオープンした。このシステムは、ソーラーパワーを使って水から水素を分離する。補足エネルギーとして電力も利用される。ソーラーパワーだけでも1台の燃料電池車を一年間走行させるのに充分なエネルギーが得られるという。

自動車メーカーが水素の補給ステーションを作るのはもちろん初めてのことであり、最新の技術と安全装置が採用されている。モニターカメラなどが監視し、たとえば火災などが起こった際にはすぐにシステム全体をシャットダウンできる、などの安全対策がとられている。

ホンダの水素を燃料とする燃料電池車は、2000年からカリフォルニア・フュエルセル・パートナーシップ(CaFCP)の一環としてサクラメントで運用されており、現在までに総走行距離3500マイル(5600km)を記録している。今年のロサンゼルスマラソンのペースカーにも採用されており、今回の水素ステーション開設でホンダが水素エネルギーに真剣に取り組み、業界のリーダーとなっていることが強調された。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る