「人身事故はまず通報」西鉄バスにも綱紀粛正は必要か

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国土交通省による注意勧告の後も事故が連発している西日本鉄道(西鉄)バスが、14日に小学生の男子児童をドアに挟んで軽傷を負わすという人身事故を起こしていた。バスの運転手は事態を軽視し、警察への届け出は発生から1時間後だった。

事故が起きたのは14日の午後4時30分ごろ。バスが停車してドアを開けた際、乗降口の近くに立っていた小学2年生の男子児童が開いたドアに足を挟まれた。運転手はすぐにドアを閉めるとともに、この児童と一緒に乗っていた母親に病院へ行くように勧めたが、2人が「平気です」というので、事故には当たらないと判断し、親子の連絡先を聞いてそのまま運転を継続した。

その後、この運転手が営業所に戻り、内容を報告した上で念のために警察に届け出たところ、警察から「報告が遅すぎる」と、口頭で厳重注意を受けた。

道路交通法では人身事故を起こした場合には即通報が原則であり、今回の西鉄バスの案件は申告義務違反になると警察では判断したという。

《石田真一》

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