日本自動車輸入組合(JAIA)がまとめた7月の輸入車新規登録台数によると、前年同月比5.1%増の2万3185台となり、2カ月ぶりにプラスとなった。海外メーカーの輸入車が新型効果もあって大幅に伸びた。
車種別では、乗用車が同5.5%増の2万2544台と好調だったが、貨物車が同6.1%減の631台と低迷した。
外国メーカーは同9.1%増の2万1972台で、2カ月ぶりのプラス。VW『ポロ』やメルセデス・ベンツ『Cクラス』のクーペとステーションワゴンが好調だった。
日本メーカーの逆輸入車は同36.6%減の1213台で、14カ月連続のマイナスだった。トヨタ『プロナード』などの需要が一巡したのに加え、円安で逆輸入車を敬遠する動きもある。輸入車販売は毎月プラスとマイナスを繰り返しており、一進一退が続いている。