逮捕してみればあららら……事故の悲惨さを知る人物が違反常習

自動車 社会 社会

埼玉県警は7日、埼玉県戸田市内の首都高速5号池袋線美女木ジャンクション付近で、恒常的にスピード違反を繰り返していたとして、埼玉医大総合医療センターの外科助教授を道路交通法違反(速度超過)容疑で逮捕した。

警察の調べによると、この容疑者は今年3月以降、美女木JCT付近に設置されたオービスに12回撮影されており、いずれも制限60km/hの道路を60km/h以上の超過速度で走り抜けていた。しかも、オービスに撮られることは承知だったようで、通過の際にサンバイザーやマスクなどで顔を隠していた。ナンバープレートカバーも愛用したとみられ、撮影映像に容疑者のクルマのナンバーが写っておらず、特定が難しかったが、先月以降からは問題のクルマが通過しそうな時間に覆面パトカーなどを配置。該当のクルマが現場を129km/hで通過したところを追跡、逮捕した。

埼玉県警では「逮捕してみれば社会的地位のある人物で驚いた。外科医師なら速度超過が引き起こした交通事故の悲惨さも知っているだろうに」と呆れ顔だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る