【新聞ウォッチ】売上高ランク“日本一”を逃したトヨタ

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【新聞ウォッチ】売上高ランク“日本一”を逃したトヨタ
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年8月9日付

●米GM、多目的燃料電池を試作、住宅用なども普及狙う(朝日・8面)

●車のキー“ヒョウ変”ミニット・ジャパンがファッションキー発売(産経・8面)

●小泉首相、道路公団など民営化に意欲(東京・2面)

●経済産業省の研究会提言、燃料電池自動車、2010年までにコスト、性能をガソリン車並みに開発(日経・5面)

●米フォードとナビスター、中型トラック事業を統合(日経・9面)

●古河電工、欧州で車部品生産、トヨタなどに供給検討(日経・13面)

●2000年度連結売上高、トヨタが2位(日経・17面)

●環境省報告、ガソリン1リットルに2円の環境税で温暖化ガス2%削減可能(日経・34面)

ひとくちコメント

取材先の企業も担当記者も夏休みモードに入ったとみえて、特筆できるような記事か少ない。そんな中で、日経が2000年度の上場企業の連結売上高ランキングをまとめ、上位100社の一覧表を掲載している。

それによると、前年度と比べベスト3の順位が入れ替わっているのが興味深い。前年、首位の三井物産が3位に後退し、2位の三菱商事がトップに躍り出た。その結果、トヨタ自動車が前年の3位から2位とランクをひとつつ上げた。もっとも、三菱商事は前年度比6.6%増と伸びたが、リース会社など連結対象子会社数が増加したことが大きな要因。

1位と2位の差は5000億円強だが、製造業では名実ともに日本一のトヨタでも“口銭”を主な収益源とする総合商社には及ばなかった。自動車関連では前年同様12位にホンダ、13位に日産、三菱が22位、輸入タコの脱税問題で揺れた豊田通商が42位から37位に浮上したが、販売不振のマツダは34位から38位に後退している。

《福田俊之》

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