お盆期間中の事故死者は過去10年で最低!! だけど……

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警察庁は20日、お盆期間中の8月10日から19日までの全国での交通事故による死亡者の数をまとめた。この期間中に事故が原因で亡くなった人の数は216人で、昨年の同時期と比較して42人減となり、ここ10年間で最も低い数値となった。

帰省途中や帰省先で事故に遭ったのは18人。都道府県別で死者が多かったのは、北海道がトップで19人。これに岡山県の17人、岐阜県と福岡県の10が続く。逆に交通事故による死亡者がまったく発生しなかったのは、奈良県、和歌山県、徳島県となっている。

過去10年間でお盆期間中の事故死者が最も多かったのは1996年の323人で、今年はそれよりも113人少なく、優秀さが強調されているが、事故自体が減っているわけではない。クルマの安全装備の充実化で即死者が減り、統計上の数値が下がったのみで、逆に重軽傷者が増えているというのが最近の交通事故の特徴でもある。

夏休みが終わるまであと一週間、クルマの運転にはくれぐれも注意してほしい。

《石田真一》

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