フォード、イグニッションスイッチ裁判で和解

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フォード車のイグニッションスイッチに欠陥があり、発火などの恐れがある、と集団訴訟が起こされていた問題で、フォードは原告グループと和解することを発表した。

当初フォードは「最高裁判所には、NHTSAのような自動車メーカーに対してリコールを命令する権限はない」と法廷で争う姿勢を見せていたが、こうした裁判には数年かかることも普通で、結局和解の道を選んだようだ。

和解の内容は、走行距離が10万マイル(16万km)以下のすべてのフォード車について、フォードがイグニッションスイッチを無償で取り替える、というもの。対象となる車はアメリカ全土で数百万台にのぼる、と見られている。特に裁判が起こされたカリフォルニアでは50万から65万台の対象車両がある、と考えられており、取り替え作業には少なくとも数カ月がかかる。

しかし今回の裁判では判事が「フォードは自社に対する重要なインフォメーションを政府機関から隠している」などと指摘しており、結局大量リコールに応じることとなったフォードの信頼性は傾いた。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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