アルコール系燃料は安全か!? ---内紛もからんで事態は複雑化

自動車 社会 行政

アルコール燃料製造販売のガイアックス(福岡県)は23日会見し、自社ブランドの燃料「エピオン」を発売すると発表した。同社は今年3月までガイアエナジー社の燃料を供給していたが、取引などをめぐって同社とトラブルになり、自社ブランドで改めて燃料を販売することにした。

同社の説明によると、ガイアエナジー社が今年1月頃からガイアックス社を経由せずに燃料を韓国やマレーシアから独自調達し始めたのが取引中止の発端という。6月に起きたオデッセイなどの発火事故も「ガイアエナジー社の原材料やブレンド方法に問題があったため」とし、「当社は品質管理を徹底しているため、不具合は一度も発生していない」と主張している。ただし、実際の車両を使った長期テストはまだ1年3ヶ月ほどと言う。

本当にアルコール系燃料が安全がどうかは、国土交通省などによる検討会の調査結果を待ってから判断したほうがよさそうだ。ガイアエナジー社もガイアックス社も「検討会にはぜひ参加したい」と話している。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. スズキ「KATANAブロック」予約販売を開始
  2. 高速道路料金も「変動制」導入、来年度から全国的に順次拡大[新聞ウォッチ]
  3. バブル直後、520万円で発売された伝説のバイクに出会った…知る人ぞ知る「ホンダNR」とは
  4. 三菱『デリカD:5』ついにフルモデルチェンジへ! 車名は「D:6」!? 2025年内発表か
  5. 日産が新型ミニバン『タウンスター・エバリア』を欧州発表…EVも設定
  6. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】「屈指の名作」第2世代からの長足の進歩を求めるのは酷?…井元康一郎
  7. ちょっと待った! 自動車税の支払い…キャンペーンやポイントがつく支払い方法で
  8. BMWモトラッド、「自動シフトアシスタント」発表
  9. トヨタ、“若者離れ”に窮余の一策、全職種で65歳以上も再雇用[新聞ウォッチ]
  10. 世界初試乗!? ソニー・ホンダのAFEELAに自動車評論家がGT7の中で乗ってみた
ランキングをもっと見る