「走りのスバル」のイメージで機能美を追求したエアロパーツは、目的どおりに空力性能のアップに貢献している。部品用品本部用品開発部欧州開発グループの笠原久央主査によると、実際にCd値は0.32から0.30と向上、前後の揚力もゼロを実現しているという。
フロントスポイラーの下部左右に開けられたエアインテークはダミーではなく、インナーダクトを通じてフロントブレーキに空気を送っている。スバルらしいハードな走りを考えてのことだそうだ。
リアのアンダースポイラーは、中央部がボディ下面の空気が後方に抜けるのを妨げないように左右に分割され、左右部分はタイヤ直後の乱れた気流を整えるための形状となっている。