損保会社のアタマを悩ませる新商売---ひそかに急増中!?

モータースポーツ/エンタメ 出版物
損保会社のアタマを悩ませる新商売---ひそかに急増中!?
損保会社のアタマを悩ませる新商売---ひそかに急増中!? 全 1 枚 拡大写真

海外で見つかり、現地警察などが保管している日本の盗難車を現地の業者が「買い取って転売したい」と言って、盗難車の所有権を持つ国内の損害保険会社に打診してくるケースが相次いでいるという実態を29日付けの毎日新聞が報じている。

クルマが盗難された場合、そのクルマの行方がわからない場合でも損保会社は車両保険契約者に保険金を支給するが、その代わりにそのクルマの所有権は損保側に移る。海外で盗難されたクルマが発見された場合、本来は日本まで戻す必要があるのだが、高額の輸送費用がかかるため、現地で売却などの処分を行うという。

これに目を付けたのが現地の輸入車ディーラーなど。損保会社に「盗難車を高額で売却してあげます」などの話をもちかけるというケースが最近増加している。だが、その会社の実態がつかめなかったり、素性のわからない業者であることも珍しくなく、話を持ちかけられたからといって簡単に返事ができない状態にあるのも事実らしい。

イギリスなどでは日本車が大人気ということもあり、こうした商売も成立するようなのだが、損保会社としては素性がわからない会社を全面的に信用してよいものなのか頭を痛めているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  4. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  5. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る