ポロのフルモデルチェンジは、モーターショーの話題としては地味なものだが、ベーシック・トランスポーターの市場を確保しようというフォルクスワーゲンの意欲は充分に伝わってくる。いまやポロは、初代ゴルフのボディサイズであり、そのボディを3気筒1.2リットルのエンジンで引っ張っても不自由さは感じないのだから、これは技術の進歩である。しかし、フロントマスクは弟分のルポに似たイメージになった。
エンジンは1.2リットルガソリン3気筒系が2バルブと4バルブ、ディーゼルは3気筒1.4リットルと4気筒1.9リットル、それと4バルブ1.4リットルガソリン4気筒。とえりあえずATは1.4リットルガソリンだけに設定される。