【新型ホンダ『CR-V』】開発において優先された「あのこと」

自動車 ニューモデル 新型車
【新型ホンダ『CR-V』】開発において優先された「あのこと」
【新型ホンダ『CR-V』】開発において優先された「あのこと」 全 4 枚 拡大写真

世界中で年間25万台が販売されるという「グローバルカー」として登場した新型『CR-V』。大まかに言えば旧型の発展形として登場した新型だが、その開発において、なによりも優先された事項はどんなことだったのだろうか。開発責任者の八郷隆弘さん(ホンダ技術研究所・栃木研究所LPL室チーフエンジニア)に訊いた。

【画像全4枚】

「それは、なによりも“ボディサイズを守る”ということでした」と八郷さん。「開発のスタート時点で、そうとう議論はありましたよ。特に北米市場は大きなマーケットですから、もう少しボディを大きくしようという意見ももちろん出ました」

「でも、ボディの大きさは、日本でいえば若い夫婦と友人2人が楽しく乗れるサイズ、欧米でいっても、大人4人があまり狭くなく乗れる程度のサイズを守ろうと決めたんです。なぜかといえば、そのボディサイズを守ることによって、初代に通じる“『CR-V』らしさ”が守れる、と考えたからなんですね。その点が意思統一されてからは、とくに開発で苦労したことはありませんでしたね」

その言葉どおり、新型『CR-V』のボディサイズは、全幅こそ30mm拡大されたが、全高は旧型と変わらず、全長に至っては25mmも短縮されている。それでいて、パワートレインを小型化するなどの工夫の結果、室内の広さは長さで65mm、幅で35mm、高さで20mmと、それぞれ拡大されており、「クラストップの広さ」を得ているという。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  2. トヨタとパナソニックの合弁、新型リチウムイオン電池生産開始…レクサス『RZ』やスバル『ソルテラ』に搭載
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 米倉涼子と覚醒剤オトコとヤナセの関係---『FRIDAY』
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る