【新型トヨタ『カムリ』】世界メジャー・セダンの本国デビュー

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【新型トヨタ『カムリ』】世界メジャー・セダンの本国デビュー
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トヨタ自動車はミディアムハイクラスのFFセダン『カムリ』をフルモデルチェンジ、本日発表・発売した。世界で100を超える国々で販売され、アメリカでは4年連続ベストセラー乗用車を記録中(97年〜00年)の、“ワールドメジャー”の世代交代である。

プラットフォームから一新され「セダン・ムーブメントの一翼を担いたい」と張富士夫社長は語る。新型の開発キーワードは「www.camry」。開発責任者の山田耕作チーフエンジニアは、「世界中からアクセスされる人気サイトのようなクルマにしたかった」という。アメリカ、ヨーロッパではすでに発表済み。SUVやミニバン人気の影で進化の遅れたセダンには、今、復権の動きがある。

日本仕様のカムリでは、エンジンは2.4リットル直4(2AZ-FE)、トランスミッションは4AT「Super ECT」に整理された。4WDの設定もある。そして「ツーリング」(海外では「SE」)と呼ばれる若者向けのスポーティな仕様がカムリで初めて設定された。

ラインナップは、まず標準タイプの「2.4G」とスポーティなツーリングとに別れる。2.4GはFFと4WD、ツーリングはFFのみ。トリムは2.4GがFF、4WDとも標準、「リミテッドエディション」、「リミテッドエディション・ナビパッケージ」の3グレード、ツーリングが標準と「ナビパッケージ」の2グレード。以上、合計8車種で構成される。

価格は2.4G/FF/標準グレードの225万円からツーリング/FF/ナビパッケージの278万円まで。ホイールやステアリングホイールのデザインがそれぞれ専用になり、オーディオ、ナビが異なるだけで、装備は各仕様でほぼ同じだ。

実績で世界年間販売台数50万台以上、新型の目標は60万台以上のワールドメジャーも、日本での月販目標は1500台。取扱いはカローラ店。店頭発表会は10月6日、7日、8日。

《高木啓》

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