【株価】米国の新車販売は減っても 円安を背景にトヨタが大台回復

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【株価】米国の新車販売は減っても 円安を背景にトヨタが大台回復
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米国株市場が反発したことを好感し、全体相場は続伸。円相場が1ドル=119円台で推移していることも支援材料となり、自動車株は前日に引き続きほぼ全面高となった。

トヨタ自動車が、前日比115円高の3060円と続伸した。前日の新型『カムリ』発表会時の記者会見で、張富士夫社長は「9月の新車販売台数が前年同期比7%減少する」との見通しを発表。同時多発テロの影響は大きいが、事件後の下げが大幅だっただけに買いが優り、3営業日ぶりに3000円台を回復した。

日産自動車は、前日比5円高の497円と4日続伸。ホンダも40円高の3870円と続伸した。富士重工業が3日連続で上げ、マツダ、富士重工業もしっかり。

この日の全国紙朝刊では、「9月の国内新車販売台数は前年同期比2ケタマイナス見通し」と報道するなど、当面の各社の業績は楽観視できない。もっとも株式市場では、「テロ事件後の大幅な調整で織り込み済み」とする見方が目下のところ優勢だ。

《山口邦夫》

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