CARTが2003年から変わる---エンジン仕様方針決定

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
CARTが2003年から変わる---エンジン仕様方針決定
CARTが2003年から変わる---エンジン仕様方針決定 全 1 枚 拡大写真

CARTレースのエンジン仕様が2003年から大幅に変更されることになった。現在のエンジンフォーミュラは、導入された時から「コストがかかりすぎる」などの批判が相次いでいた。また最近になり、ターボブースターの是非をめぐってホンダがCARTから撤退か、という事態にもなっていた。

そこで2003年からエンジンフォーミュラが見直されることになったのだが、これがターボなし、排気量最大3.5リットルという1990年代初めにF1が使っていたのと同じようなエンジン。ホンダがF1で強さを発揮していた頃のエンジンスペックに近く、CARTがホンダに大きく譲歩した、という印象を与えるもの。

さらに、今回のエンジン仕様の変更はCARTをインディ500のレースカーにより近いものにする、という意味合いがこめられている(IRL=インディ・レーシングリーグはすでにエンジンの仕様を決めている)。CARTの独自性がなくなるという批判もある反面、アメリカンレースの統合へ向けての姿勢を歓迎する声も聞かれる。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  4. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
  5. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る