米国株式が大幅高となったことを受け、全体相場は大幅続伸。自動車株は上げる銘柄が目立った。この日も、テロ事件後の下げがきつかった日産とホンダが主役。
日産自動車は、前日比28円高の620円と3日続伸し、9月14日以来およそ1カ月ぶりに600円台を回復。ホンダも内外の大手投資家の買いが入り、220円高の4590円と続伸した。1ドル＝121円台に円相場が下げたことが、投資家の買い安心感を誘っている。
もっとも、米テロ事件の販売に対する影響が出てくるのはこれから。当面は買戻しの動きが続きそうだが、徐々に米国市場での販売状況をシビアにウォッチする段階へと入ってくるだろう。
2社以外では、三菱自動車工業、富士重工業がしっかり。トヨタ自動車は前日比変わらずで、スズキが29円安と反落。
