【東京ショー2001出品車】いろんなクルマを凝縮しました……トヨタ『ist』

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【東京ショー2001出品車】いろんなクルマを凝縮しました……トヨタ『ist』
【東京ショー2001出品車】いろんなクルマを凝縮しました……トヨタ『ist』 全 3 枚 拡大写真

『ist』はヴィッツ・ファミリーの一員となるコンパクトサイズのステーションワゴン。単なるコンセプトカーではなく、1〜2年後の市販をにらんだセミ・プロダクトモデルだ。1.3リットルエンジンを搭載し、5人乗り5ドアハッチバックボディを持つ、新ジャンルのコンパクトカーをめざす。

全長3855mm、全幅1695mm、全高1530mmというコンパクトボディながら、コンパクトなエンジンルームにより広い室内スペースを確保する。スタイリングはキャブフォワード基調。ボンネットからルーフまでをなだらかなラインで結ぶモノフォルム感を出しつつ、ボンネットフード先端にボリュームを持たせ、クラスを超えた押し出し感を演出する。

車内も新感覚の幾何学シボをダッシュボード全体につけ、各部に金属調のデコレーションパーツを配することでプレミアム感を持たせる。センタークラスタにはCD、MD、携帯電話などを収納する、イルミネーションマルチボックスを設置。ボックス内の照明がカバーを透過して、ショーウインドウ的な上質感を演出する。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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