【東京シヨー2001出品車】マツダ『アテンザ』---いいとこどり

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京シヨー2001出品車】マツダ『アテンザ』---いいとこどり
【東京シヨー2001出品車】マツダ『アテンザ』---いいとこどり 全 2 枚 拡大写真

『アテンザ』はじめ同クラスプラットフォーム車の開発を監督する金井誠太(かない・せいた)統括主査は、アテンザの開発ベンチマークとして走りはBMW『3シリーズ』、パッケージングはVW『パサート』をあげる。それらの長所をすべて備え、上回ることが目標だった。

ハッチバックのラゲッジルームは、ななめ後ろ、荷室の対角線延長の車両直後に立って見たときに広さをいちばん実感できる(金井統括主査のおすすめ)。「フロア高さを下げるだけならあと20−30mmは可能だが、ストラットが室内に突出します。そうしたくはありませんでした」。ちなみにリアサスペンションのE型マルチリンクは、18年前に金井統括主査が設計を手がけたものから進化を続けて、アテンザ向けに今回新開発されたものだ。

なおフォード『モンデオ』との部品共有はまったくないという。提携が強化されたときにはすでにそれぞれ開発が進んで、後戻りしてまでの共通設計は得策ではなかった。またアテンザは2001年中の発売予定を02年に遅らせて熟成をはかった。その問題点がいずこにあったのか関係者から返答を得られなかったが、ユーザーとしては待った甲斐はあったようだ。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. FJクルーザー が復活へ…トヨタ『ランドクルーザーFJ』最終デザインはこれだ!
  2. なぜ今「ダウンサス」? 車高調より安くて“扱いやすい”注目チューンの実力~カスタムHOW TO~
  3. ポイ活主婦に自動車税の納付の仕方を聞く…キャンペーンで全額還元・ポイントで0円払いもできる!
  4. ランドローバーが『ベイビーディフェンダー』発売ってほんと? これが市販デザインだ!
  5. YURTの『シエンタ』用車中泊キットが大幅アップデート、生産体制見直しで8万円値下げも実現
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  4. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る