【VWニュー『パサート』日本発表】「W16」って何? エンジンのこと?!

自動車 ニューモデル 新型車
【VWニュー『パサート』日本発表】「W16」って何? エンジンのこと?!
【VWニュー『パサート』日本発表】「W16」って何? エンジンのこと?! 全 3 枚 拡大写真

見た目ずいぶん立派になった感のある新型『パサート』、もちろん中身も立派になった。従来の、1.8リットルターボ/3.0リットルV6のラインアップから、2.3リットルV5/3.0リットルV6、そして来年には4.0リットルW8が加わり、豪華なラインアップとなる。

【画像全3枚】

売れ筋となるV5エンジンは、Vバンクを15度としたことで、2本のカムシャフト(吸気専用と排気専用)だけで5気筒分の4バルブをすべてまかない、さらにシリンダーブロックをひとつにまとめたという、ヘッドもブロックも非常にコンパクトなエンジン。これは『ボーラ』に搭載されているものだが、パサートへの搭載にあたって縦置きに変更された。これも「コンパクトなエンジンのなせる技」だと、フォルクスワーゲン本社のフランク・メッツナー博士は胸を張る。

W8エンジンは、この狭角V5エンジンから1気筒取ったもの、つまり狭角V4を、バンク角75度でV型に配置したものだ。こちらも実物を見る限り、3.0リットルV6(バンク角90度)とさほど変わらず、そのコンパクトさには驚かされる。

メッツナー博士は、「フォルクスワーゲンでは、この狭角V型エンジンをモジュール化し、V4からW16(なんと! 8リットルだそうだ)までを用意する」と自信たっぷりに語った。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 「4気筒1000ccツアラーは神」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』初公開に、「ほぼパーフェクト」など絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る