【東京ショー2001出品車】メルセデスベンツ『F400カービング』の傾斜サス

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京ショー2001出品車】メルセデスベンツ『F400カービング』の傾斜サス
【東京ショー2001出品車】メルセデスベンツ『F400カービング』の傾斜サス 全 1 枚 拡大写真

『F400カービング』のスタイリングはさておき、今回最も注目されるのはサスペンションである。これは1997年に初めてコンセプトカーに搭載されたアクティブ傾斜システムのアップグレードバージョンだ。コーナリングの際は外側車輪のキャンバー角度を最大20度も変えることが可能で、キャンバーが固定されているのに比べ、ハンドルを切ったときの安定度が30%もアップする。

エンジンは気筒あたり3バルブの3.2リットルV6を多少アップグレードしている。長いボンネットに縦置きされたこのエンジンは218bhpの出力に310Nmのトルクを発生する。コーナリング時の慣性にも対応できるように、エンジン内の潤滑システムに工夫が加えられているそうだ。

シーケンシャル・ギアボックスを介して後輪を駆動する加速パワーは、残念ながら正確な数字が明らかにされていない。コンピューター・シュミレーションの結果から、100km/hまでは7秒以下、最高速度が240km/hくらいではないか。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
  4. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る