【東京ショー2001速報】イクリプス、メモリースティックの新たな使い方を提案

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【東京ショー2001速報】イクリプス、メモリースティックの新たな使い方を提案
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GMが地図情報や音楽の記録媒体としてメモリースティック(MS)を採用することを決めたり、パイオニアがHDDオーディオにMSを採用するなど、ここへ来て急速にMSの輪が広がりつつある。そんな中でイクリプス/富士通テンはMSを使った新しいAVN(オーディオ・ビュアル、ナビゲーション)の形を提案していた。

本体は6.5型モニターを備えたDVDナビ内蔵AVNで、CDとコンパチのDVD-ROMデッキを備えつつ、MSのスロットを用意している。ユニークなのはその利用方法だ。DVDビデオのワンシーンを静止画として取り込み、それを壁紙としたり、あるいは接続した外部カメラの画像を静止画として取り込んでメモ機能として利用するなどしている。もちろん、マジックゲートの音楽再生にも対応しており、MSの新しい利用方法の提案を行ったというわけだ。

ところで、富士通テンはトヨタのオーディオ部門を引き受けている会社でもあり、今回の提案の背景にはトヨタがMSを採用することをほぼ決めているのではないか、という見方もできる。

事実、10月23日付の読売新聞には、GMのマーク・ホーガン上席副社長が「トヨタが(MSを)採用することは非常に有益だ」と語ったとされ、トヨタがソニー陣営に加わることにも期待感を示したという。今回のショーでコンセプトカーとして、感情を持ったクルマ『pod』でもソニーとトヨタは密接な関係を築いており、MSなどを通じて両者の関係がさらに高まっていく可能性もある。

《会田肇》

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