【新聞ウォッチ】トヨタ車ならば半額!? トヨタが道路公団を買収する日

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年11月19日付

●道路公団改革、小泉首相「税金投入やめる」来年度予算からゼロに(毎日・1面)

●“教えてエコノミー”欧州で多いディーゼル車(産経・6面)

●「自転車で鍛えた体力に自信」F1レーサー・佐藤琢磨さん(朝日・8面)

●エコ・カーで8800キロ走破、自動車環境評論家・横田紀一郎さんのチーム(東京・24面)

●「寸言」奥田碩・日経連会長「そういう言い方は好きじゃない」(日経・7面)

●ドイツ自動車大手3社、販売台数好調、10月最高水準に(日経・17面)

ひとくちコメント

日本道路公団の民営化問題について、小泉首相が「来年度予算で一般会計からの3000億円の投入もやめる」と明言した。きょうの各紙も、昨日のタウンミーティングでの「重大発言」を、日経を除く一般紙すべてが1面トップで報じている。

小泉首相は、これまでも「高速道路建設の全面凍結」などの意向を明らかにしていたが、「国費投入がゼロ」ということは、事実上、特殊法人のままでは道路整備などができなくなるのと同じことで、統合・民営化に不退転の決意で臨む姿勢を示したことになる。折から、毎日の調査によると、小泉内閣の支持率が初めて80%台を割れたという。ここで、「一歩も後退しない」という強気の姿勢を示すことで、国民の支持を確保しておこうという狙いもあるわけだ。

それにしても、“道路族”が強く反対しても、道路公団の民営化は避けられない方向にきているが、そのうち、トヨタ自動車などが道路公団を買い上げて、トヨタ車ならば半額料金にするような日がやって来るのも夢ではなくなるかもわからない。

《福田俊之》

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