GM、フォードに続いてダイムラー・クライスラーも来年の0％金利キャンペーン続行を発表。これでビッグ3はすべて9月のテロ事件以来続けている5年間0％金利の自動車ローン競走を今後も継続することとなった。
ビッグ3のいずれも今回のキャンペーン終了を「来年初頭」としているが、期限の設定はない。こうしたキャンペーンがいつまで続けられるのかは疑問だが、どのメーカーも2001年モデルの在庫処理が例年になく早いペースで進んでいる、という。
しかし全米のディーラーが恐れているのは、この金利キャンペーンが終了した時点で新車購入者が途絶え、最悪の場合は2003年モデルが発表されるまでの半年近く売り上げが大幅に落ち込む、ということ。どのメーカーもこうした不安を抱えており、いつ、どのようなタイミングでキャンペーンを終了させるのかが今後の焦点となりそう。
