前日の下げに対して押し目買いが入り、全体相場は反発。円安が1ドル=123円台に進行したが、自動車株は高安まちまちとなった。
トヨタ自動車が、前日比70円高の3320円と5日続伸。スズキが22円高と反発し、三菱自動車工業、いすゞもしっかり。日産自動車が13円安の602円と3日ぶりに反落し、ホンダは130円安の4710円と6日ぶりに反落した。
トヨタは好決算を背景に買いが持続しているのに対し、日産は利益確定の売りに押された。しかし、600円台はかろうじて保った格好だ。ある国内証券では、円安による業績の上方修正期待(下期の会社側予測1ドル=114円)、『マーチ』『キューブ』などの新型車効果から、目標株価を750円に設定している模様だ。