【熊野学の東京ショー2001詳説】42ボルトと14ボルトのスバル『HM-01』、の今後

エコカー 燃費
【熊野学の東京ショー2001詳説】42ボルトと14ボルトのスバル『HM-01』、の今後
【熊野学の東京ショー2001詳説】42ボルトと14ボルトのスバル『HM-01』、の今後 全 3 枚 拡大写真

第35回東京モーターショーには、21世紀に相応しい技術を採用した多くのコンセプトカーが出品された。中でも国内メーカー8社は様々なハイブリッドシステムやその応用技術を採用したコンセプトカーを展示した。

【画像全3枚】

富士重工のスバル『HM-01』も、前輪をハイブリッド駆動し、後輪をモーター駆動するハイブリッド4WD車だ。SUPと異なるのは後輪を1個のモーターで駆動すること。このため、駆動力によるヨーレート制御はない。それより気になるのは、42ボルト発電機と42ボルトスターターと14ボルトスターターを装備していること。現状では2系統の電源を用いざるを得ないが、少なくとも42ボルトの発電機とスターターは統一できそうだ。

以上のように、第35回東京モーターショーには、エンジンとモーター或いは発電機を組合せた様々な駆動システムが提案された。今後の方向は、フライホイール部にスターター・ジェネレーターを設けたダイレクト方式と42ボルト電源系を組合せた、簡易型ハイブリッドシステムであろう。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  3. 車検対応で排気効率も向上、ブリッツのエキゾーストシステム「ニュルスペック・カスタムエディション」に『ムーブ』『ステラ』が適合
  4. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
  5. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る