ドゥカティモーターホールディング社と元ワールドスーパーバイク選手権ライダーのカール・フォガティは、長期の契約関係を解消し、それぞれの道を歩むことに合意したと発表した。
フォガティは2000年シーズン終盤の負傷を機にレースから引退、その後、ドゥカティの‘アンバサダー’としての3年契約をドゥカティ社と結び、今年が1年目であった。フォガティは、自身のプロジェクトに専念するためドゥカティとの契約との両立が困難になるとして、近頃、ドゥカティに契約解消を求めるリクエストを申し出ていた。
フォガティとドゥカティとの関係は、1992年のワールドスーパーバイク選手権から始まった。94年、95年、98年、99年と4度のタイトルをフォガティはドゥカティにまたがって獲得している。