【新型ポルシェ『911タルガ』に乗った】欠点を探してみる

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【新型ポルシェ『911タルガ』に乗った】欠点を探してみる
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新型『911タルガ』のブラインドを開けると車内の雰囲気はがらりと変わる。なんとも落ち着いた雰囲気になるのだ。きっと外から入る光のせいなのだろう。体全体で風を受けてさっそうと走りたいというドライバーもいるだろうが、空力の影響を受けないように工夫されているらしく、落ち着きすぎといった感があるかもしれない。ウィンドデフェクターをフロントガラスの上部にセットすれば、どんな風からも乗員をしっかり守ってくれる。

以上、新型タルガの優れた点を述べてきたが、もちろん欠点もある。ルーフをリアウィンドウの内側にしまった状態では、当然ながら後方の視野が悪くなる。スモーク入りガラスは、光を35%しか通さないからである。また後席ヘッドルームはクーペでも少なめなので、タルガのルーフ構造だと圧迫感がある。さらに先代タルガと比べたらずっとましだが、高速時の風切りノイズは『911カレラ2』よりも大きい。

簡単に言ってしまえば、新型タルガは「ハンドリング」のカレラ2と「ワイルドな走り」のカブリオレとの融合なのだ。ハッチバックスタイルのリアウィンドウのおかげで実用性がアップし、同時に一段と洗練されている。

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