「ジェスチャー、それとも本気?」GMのエタノールカー

エコカー 燃費
「ジェスチャー、それとも本気?」GMのエタノールカー
「ジェスチャー、それとも本気?」GMのエタノールカー 全 1 枚 拡大写真

GMでは来年の上半期から、エタノール使用のフルサイズピックアップトラックを発売すると発表(既報)、これが自動車評論家などの間で大きな話題となっている。

GMの発表によると、ガソリン、エタノールどちらでも燃料として使用できるバージョンが発売されるのは、シボレー『シルバラード』、GMC『シエラ』の2モデル。どちらもピックアップトラックの人気車種だ。

しかし現在エタノール常備のガソリンスタンドは全米でも200カ所程度。しかもエタノール使用を可能にするためには、消費者が250ドル(約3万円)ほどを負担してそのための装置をクルマに取り付ける必要がある。そのため「GMは単に燃費の総量制限のためのクレジットを取るために、低公害のピックアップを作る、というジェスチャーを示しているだけ」という批判がある。

一方のGMでは、すでにシボレーの『S10』、『タホ』、『サバーバン』、GMCの『ソノマ』、『ユーコン』などにエタノール使用バージョンを作っており、ガソリンよりも安く低公害のエタノールを今後も積極的に取り入れる、とコメントしている。

メールマガジン「デイリーニュースランキング」では、毎日、全国のガソリン給油価格を発表しています。あなたはガソリンに払い過ぎているかも---

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル初の小型EVクロスオーバー『アンチャーテッド』、7月17日発表へ
  2. ほんと? マツダ『CX-5』新型、価格は350万~420万円か
  3. 外国人の運転免許証切り替えを厳格化、訪日観光客は申請不可に[新聞ウォッチ]
  4. 話題の特定小型原付『ウォンキー』にマットホワイト追加! 大容量バッテリーも選択可能
  5. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る