イギリス紳士はお熱いVW『ゴルフ』がお好き

自動車 ニューモデル 新型車

フォルクスワーゲン『ゴルフ』のリアサスペンションに、初めてマルチリンクが採用される。フォード『フォーカス』に対抗するためだとか。イギリスのVWゴルフファンにとって喜ばしいニュースだろう。モデルチェンジのたびにハンドリングがさえなくなってきたと嘆いていたのだ。

近年のVW車とアウディ車のハンドリングは、イギリスの自動車ジャーナリストからも非難されていた。そこでVWでは、イギリスで販売される全モデルのサスペンションをグレードアップすことになったのだ。従来アメリカと日本向けには専用セッティングが施されていたが、ヨーロッパ向けには全地域で共通セッティングだった。「イギリス人はもっと上質なハンドリングを好むのです。どちらかと言ったらスポーティな、クルマの挙動がじかに体で感じられる走りを求めます」と、VWのエンジニアは設計変更の成果に自信を持つ。

今後、VWとアウディのイギリス向けモデルは専用のテストをパスしなくてはならない。しかし2004年にデビューが予定されている次期ゴルフは、この厳しいチェックを受けなくてもいいらしい。つまり当初からイギリス市場で受け入れられるような足まわりを持っているということだろう。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る