日産ディーゼル、フィリピンから撤退---経営への影響は?

自動車 ビジネス 企業動向

日産ディーゼル工業は、フィリピン共和国のバス製造会社「日産ディーゼルフィリピン」を今年12月31日で解散すると発表した。

日産ディーゼル・フィリピンは、1991年に設立、現地でバスの製造及び販売を行っている。資本金は3億3600万ペソで、日産ディーゼルが48.5%を出資しているほか、富士重や現地企業が出資している。

日産ディーゼルでは、アジア通貨危機による経済情勢の悪化で、フィリピン国内のバス需要が大幅に減少し、今後回復する見込みは全く無く、フィリピンからの輸出も競争が激しく、今後生産台数が増える見通しが立たないことから解散するとしている。

負債総額は明らかにしていないが、解散に伴う損失は引当済みで、今期の業績予想に与える影響は無いとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『CB1000F』早くも受注が1600台超に、年間生産計画5000台…CBオーナーイベント復活も計画
  2. 免許不要で歩道走行可能な新型4輪モビリティ、全幅59cmの「CURIO Q1」初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『カムリ』新型に「GT-Sコンセプト」、スポーツセダンの新境地を提示…SEMA 2025
  4. トヨタ『RAV4』新型、パワーと燃費向上の第5世代ハイブリッド搭載…12月米国発売へ
  5. 米トヨタ、新世代オーディオマルチメディアシステム発表…『RAV4』新型から搭載へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る