ホンダのアメリカ生産拠点のひとつであるホンダ・マニュファクチャリング・オブ・アラバマ(HMA)は、現時時間の4日、地元関係者らを招待して開所式を開催するとともに、当初計画していた工場の年間生産能力12万台を2002年を目途に15万台に引き上げると発表した。
HMAは今年11月14日、『オデッセイ』(日本名『ラグレイト』)とV型6気筒エンジンの量産を開始した。北米市場でのオデッセイの売れ行きが好調なため、生産能力を年産12万台から15万台に引き上げる。
アラバマ工場はホンダの四輪工場として初めて車体とエンジンを同じ建屋内で組み立てるなど、効率の向上を図る工場。同工場への投資額は5億8000万ドルで、雇用人員は2300人。