日本自動車販売協会連合会がまとめた11月の乗用車車名別ベスト・テンで、常にトップのトヨタ『カローラ』を破り、ホンダ『フィット』が1位にランクインされたことが明らかになった。トヨタ車が1位の座を明渡したのは、昨年6月のホンダ『オデッセイ』以来、18カ月ぶり。フィットは軽自動車を含めた販売台数でも軽トップの『ワゴンR』を上回った。
フィットの販売台数は、1万9772台。2位のカローラは1万9127台と、650台の差だった。ちなみにランキング中の「カローラ」とは、『カローラ』、『カローラフィールダー』、『カローラランクス』、『カローラスパシオ』など、4車種の合計であり、純粋な車名ベストテンではフィットがずっと上回っていた。
3位以下は『エスティマ』、『ヴィッツ』、『ストリーム』と、トヨタとホンダばかりだが、7位にマイナーチェンジの効果で日産『ウイングロード』がランクインした。