国土交通省は19日、低公害車の普及計画をまとめた。
国交相の諮問機関、「環境自動車開発・普及総合戦略会議」の最終報告書によると、今後10年以内のできるだけ早期に、“低公害4兄弟”や低公害ガソリン車を1000万台以上普及させるほか、燃費や排ガス面で世界一の性能を目指した「次世代低公害車」の実用化も官民合同プロジェクトを通じて取り組む。
特に乗用車より市場規模が小さく、開発投資を回収しにくい大型トラックは、政府予算でジメチルエーテル車やハイブリッド車などを開発する。これらは2005年にもプロトタイプを走らせ、2010年以降の普及を目指す。