【警察VS初日の出暴走族】検挙数より、暴走族の凶悪化を強調する警察庁

自動車 社会 社会

警察庁は4日、昨年12月31日から今年1月3日にかけて、いわゆる「初日の出暴走」に絡む件で摘発した暴走族メンバーの数が1414人であることを明らかにした。これは前年より81人少ない数値。特に悪質とされ逮捕された人数も52人で、こちらも前年の半分程度。

初日の出暴走取締りのために動員された警察官は全国で約4万3000人で、これは昨年よりも増加。その一方で検挙された暴走族メンバーの数は、昨年の同期を5.4%下回る1414人(前年1495人)、逮捕者は43.5%少ない52人(同92人)となった。

警察庁では「暴走族の数はむしろ増えているが、年末までの事前摘発が効果を上げた」と分析しているが、その一方で「最近は暴走行為より、さらに悪質な刑法犯に移行する傾向が見られる」ともコメントしており、暴走族が“暴走行為”を行わず、傷害や恐喝など他の刑法犯罪に足を踏み入れるケースが目立ってきたことを強調している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る