【2002CES】HDDハードディスク・カーオーディオの不思議な共通点

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【2002CES】HDDハードディスク・カーオーディオの不思議な共通点
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2002年の新しいオーディオメディアとして注目されそうなのが、ハードディスク(HDD)によるものだ。

日本では昨年、パイオニアがHDD内蔵のCDレシーバーを発売したが、2002CESではソニーがメモリースティックスロットを備えつつ、165時間もの再生が可能な10GBのハードディスクを内蔵したモデルを発表。米国では1500ドル(約19万円)で今春より発売される予定となっている。

パイオニアも2002年早々にも発売する予定で、基本仕様は日本とほぼ同じの、やはり10GBのHDDを搭載することになりそうだ。この分野への参入は他メーカーも虎視眈々と狙っており、2002CESでは他にパナソニックとJVCが参考出品として製品を展示。こちらも米国では年内中の発売を予定しているという。

ここで注目なのが、内蔵するHDDがすべて10GBの容量となっている点(パナソニックは不明)。パイオニア、ソニーは東芝製のノートパソコン用HDDを採用したことは確かで、JVCもどうやら同じHDDを採用している模様。このHDDはパイオニアがカーナビで採用しているものでもあり、となると、カーオーディオ用は東芝製HDD一色となりそうな気配が濃厚である。

また、これとは別にケンウッドがカートリッジ式HDD内蔵プレーヤーの発売を予定。同様製品として昨年はクラリオンも展示を行っていたが、今年はその展示を行っていなかった。いずれにしても、2002年はHDDによるカーオーディオがいよいよ本格化しそうな状況になってきそうである。

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《会田肇》

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