【タカラ『Qカー』発表】チョロQを公道仕様にすると法的なポジションは?

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【タカラ『Qカー』発表】チョロQを公道仕様にすると法的なポジションは?
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タカラは『Q-CAR』(Qカー)の型式認定を国土交通省に申請するという。Qカーは登録車(軽自動車をのぞくいわゆる普通の自動車)に該当しないので、「検査対象外軽自動車等の型式認定」になると思われる。実現すると国内で17番目の自動車メーカーとなるが、気になるのはQカー自体の安全性能と、将来的なモデル展開についてだ。

Qカーは車両法で第一種原動機付自転車に当たるが、運転については道路交通法で普通免許が必要だ。法定速度は50km/hまでの速度が許容されている。また、通常の2輪原付自転車(第二種)を運転するにはヘルメットをかぶる必要があるが、4輪自動車型のQカーにその義務はない。そこで気になってくるのがQカーの安全性能。原付基準なのか、クルマ基準なのか、その二つに当てはまらない他の何かなのか。

タカラによると「安全基準は原付」とのことで、クルマに必要不可欠なクラッシュテストは行っていない。アルミフレームを採用し、床下に大量のバッテリーを組み込んだボディがかなり丈夫であることだけは間違いなさそうだ。『2010』は屋根の無い構造だが、4点式シートベルトとバケットシートが装備されているため、乗員の車外放出という事態は避けられるという。

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《石田真一》

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