凶悪化する暴走族!! ---昨年の逮捕者数は過去最悪に

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警察庁は24日、昨年1年間に全国の都道府県警察が逮捕した暴走族関連の逮捕者数を公表した。それによると道路交通法違反やその他の刑法犯罪で逮捕された人数は8400人で、前年よりも743人増加。1975年の統計開始以来、過去最悪を記録した。

昨年の特徴としては、道路交通法に絡む逮捕数より、傷害や恐喝、それに公務執行妨害などの刑法犯罪が急増したことにある。特に集団で一般人を襲撃して金品を奪うといった悪質かつ粗暴な行為が目立つようになった。また、暴力行為は一段とエスカレートしており、暴力団同士の抗争より、無関係の市民を襲うケースの方が増えてきた。神奈川県では騒音を注意した男性が襲われて死亡する事件も発生している。

また、暴走族と暴力団の結びつきが顕著になっているというデータもあり、特に地方では暴走族メンバーの幹部が暴力団の準構成員と化し、薬物犯罪などを行うケースもあるという。しかし、暴走族メンバーの数自体はここ数年下落傾向にあることから、警察では「取り締まり効果によって新たに所属するものが減った代わりに、残ったメンバーはより凶悪化した」と分析しているようだ。

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《石田真一》

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