日本自動車販売協会連合会が発表した1月の新車販売台数(軽を除く)によると、トラックが大幅に落ち込んだことから前年同月比2.6%減の24万8489台となり、不振だった。車種別では、乗用車は普通乗用が同12.3%減の4万0234台と落ち込んだものの、小型乗用が同10.2%増の15万3198台と2ケタの増加で、全体でも同4.6%増と前年を上回った。
不振だったのが商用車。普通トラックは同21.7%減の3741台となり、大幅に落ち込んだ。景気低迷の影響をモロに受けたかっこうだ。小型トラックも同21.8%減の5万0420台と落ち込んだ。
メーカー別では、プラスとなったのは『フィット』、『モビリオ』が好調なホンダと、シボレー『クルーズ』が好調なスズキだけ。昨年末から『ノア/ヴォクシー』、『プレミオ/アリオン』を相次いで投入したトヨタは同4.5%減と落ち込んだ。ダイハツは同48.1%減と半減したほか、日野、いすゞ、マツダ、三菱、日産ディーゼルは2ケタのマイナス。