傷害致死罪と危険運転致死罪、罪が重いのはどっちだ?

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8日深夜、大阪府大阪狭山市の南海電鉄高野線踏切で、列車の通過直前に乗用車が遮断機を折って突っ込み、踏切左側の防護柵に激突するという事故が起きた。衝突の弾みで、突っ込んだクルマの助手席にぶらさがっていた男性が投げ出され、走ってきた急行電車に接触して死亡している。

事故が起きたのは8日の午後10時ごろで、仲間10人と仕事の打ち合わせをしていた26歳の男性が、同じグループの36歳男性と口論になった。26歳の男性は自分のクルマに乗り込んで現場を離れようとしたところ、この36歳の男性ら数人がクルマのボンネットなどに飛び乗って「逃げるな、出て来い」などと叫んだりしていたという。

怖くなったこのドライバーがクルマを急発進させたところ、助手席の窓枠に36歳男性がしがみついたまま離れようとしなかった。このドライバーはクルマを蛇行運転させて振り落とそうとしたが、最終的には遮断機の下りている踏切へとそのまま突っ込んでいった。

大阪府警ではこのドライバーを傷害致死容疑で逮捕したが、より罪の重い危険運転致死罪の適用も視野に入れて取調べを行っているという。

《石田真一》

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