沖縄県警は21日、免許証を偽造するなどして22年間に渡って無免許運転を続けていたとして、45歳の男を有印公文書偽造/有印公文書行使の疑いで逮捕したことを明らかにした。パソコンのスキャナを使って作られたものだが、沖縄県内での摘発は初めて。
この容疑者は1979年に複数の違反を行ったことで免許取り消しの処分を受けた。しかし、その後も無免許運転を続けていた。昨年までは完全な無免許だったが、昨年秋に友人から預けられた荷物の中にあった免許証を使って自分の免許証を偽造することを思いつき、スキャナで取り込んだ画像を元に加工を行ったという。住所や本籍地、氏名と写真などは自分のものを使っており、帯色はゴールドにして優良運転者を装っていた。
今年1月4日、この男が信号無視をしたところをパトロール中の警察官に発見され、免許証を元に身元の照会を行ったところ、まったく違う名前で登録されていることがわかり、免許証の偽造が発覚した。
ちなみに無免許運転だけだと「6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金」となるが、文書偽造の場合には「1年以上10年以下の懲役刑」になってしまう。男は警察の取調べに対して「仕事でクルマを使っており、無免許だったが22年の間、これといった違反は起こさなかった」などと供述、免許を偽造したことを悔やんでいるという。
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