ここまで見せます!! ……ベントレー『GTクーペ』2003年型

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ここまで見せます!! ……ベントレー『GTクーペ』2003年型
ここまで見せます!! ……ベントレー『GTクーペ』2003年型 全 1 枚 拡大写真

ベントレーには1928年の『スピード6』や、52年の『Rタイプ・コンチネンタル』のような、スポーツGTの伝統がある。情報筋が編集部に伝えたところによると、2003年に登場予定の『GTクーペ』にもその血は濃くながれているという。

デザインはRタイプ・コンチネンタルの思想を受け継ぎながら、それ自身の個性をもち、新しくなっているという。ベントレーのGT作りにおけるデザインとエンジニアリングは、21世紀にまで途切れることなく続いている、とメーカーでは自負しているそうだ。

同じく情報筋によるとデザイン部長のディアク・ファン・ブレッケルは「Rタイプ・コンチネンタル以来、最もピュアなGTベントレーだ」と語ったそうだ。デザイン開発のキーワードは「動物、筋肉、均衡、肉食、競争」であった。

Rタイプ・コンチネンタルが52年に発表された当時は、市販4シーターで世界最速だった。現在はベントレーに吸収されたH. J. ミュリナーがボディを制作、全部で193台が作られた。

その24年前につくられたスピード6は、『スタンダード6』のスポーティ仕様だった。が、創業者W. O. ベントレーは「このクルマ以前のモデルで我々が達成したクルマ作りの理想はいささかも損なわれていない。スピードのために静粛性やフレキシビリティが劣ることはみじんもない」と語り、それはオーナーとメディアが証明した。

スピード6は発表翌年のルマン24時間耐久レースに勝利、つづく30年も優勝した。スピード6は182台のシャシーが作られ、100台以上が現存する。

2003年からベントレーとロールスロイスは分離、ベントレーはフォルクスワーゲン・グループ内で独立ブランドとして再出発する(ロールスロイスはBMW傘下に)。そのため、近年のベントレーは自身の伝統のアピールに熱心だ。

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《高木啓》

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