警察官の運転で事故を起こしたと言いがかり---右翼団体幹部を逮捕

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警視庁公安部は26日、片側2車線の道路で街宣車が追い抜かれたことに腹を立て、非番中の警察官に対して脅迫を行ったとして、23歳の右翼団体の幹部ら5人を暴力行為法違反容疑で逮捕したことを明らかにした。

この事件は今年1月2日に起きた。逮捕された容疑者らが江戸川区内の都道(片側2車線)で街宣活動を行っていたところ、志村警察署に勤務する警察官(当日は非番)の運転するワゴン車がこの街宣車を側方から追い越し、車線変更して前に出た。これに激怒した5人は、「てめえこの野郎、今すぐ降りてこい」、「一緒に乗っているガキもただじゃおかねえぞ」などと脅したという。

運転していた警察官がクルマを止め、車内から警察手帳を示したが、これが逆効果。「お前は警察官なのか、警察官がこんな危険な運転していいと思っているのか?外に出てきて謝れ」などと叫びながらクルマを揺さぶったり、車体を蹴ったりするなど執拗ともいえる暴力行為を繰り返した。そのうち、警察官は「右翼に襲撃されている」と、右翼団体側は「現職警察官の危険な運転で事故に遭った」と双方で110番通報を行い、パトカー数台が出動する騒ぎになった。

公安部ではこの警察官からの申告を受けて慎重に捜査を続けてきたが、容疑が固まったとして逮捕に踏み切ったとしている。

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《石田真一》

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