スター・エスクローは27日、オークションで落札したクルマを出品者に代わって落札者の元に届けるサービス『REGILA(レジラ)』を3月から本格的にスタートすることを明らかにした。輸送だけでなく、代金決済も請け負う。
インターネット上のオークションで落札したクルマについては、これまで個人間でやり取りが行われてきた。通常の商品よりも決済金額が高く、名義変更を行わないと完全に自分のものにはならないということから、これまで数々のトラブルが発生してきた。
今回サービスを開始するレジラは、そういったユーザーの不安を取り除くことができるもので、売買の中心にスター・エスクローの専門スタッフが立つことで、面倒な手続きの一切を代行してくれる。また、スタッフは査定士の視覚を持っているため、出品されたクルマにメーター巻き戻しなどの問題が生じている場合には、双方にその事実を指摘し、取り引きの中止を宣言できる。
料金は手続き代行や、輸送などによりケース・バイ・ケースだが、Webサイト上からの簡易見積もりができる。利用には事前の会員登録が必要なので注意。
「効果が無い」としてイーベイは日本から撤退してしまったが、ヤフーオークションとビッターズは相変わらず好調だ。クルマの取り引きをしようと考えている方は、こういった代行サービスがあることを覚えておくと便利だろう。