習慣として幹線道路を避けた? 青森の放火強盗で逃走ルート特定が難航

自動車 社会 社会

青森県弘前市の消費者金融で昨年5月に発生した強盗放火事件で、青森県警は4日に浪岡町に住むタクシー運転手を強盗殺人、現住建造物等放火などの疑いで逮捕したが、犯人が厳重な警戒網を全て突破し、どのように逃走したのか特定することに難航しているようだ。

この事件は昨年5月8日午前10時50分ごろに発生したが、青森県警では「逃走車両は深緑色の軽ワンボックス車」との情報を受け、事件発生直後から現場周辺道路での検問を開始。30分後までには県内の主要道路の47カ所に検問所を設け、正に「水を漏らさぬ規模」で行われたにも関わらず、当日中に該当車両を発見することができなかった。

警察の取調べで、逮捕された男は「犯行は前日に思いついた。計画性はあまりない」と供述しており、逃走経路についても「よく覚えていない」と話している。

捜査本部では男がタクシー運転手であることや、これまでに運送会社のドライバーなど“クルマを扱う仕事”を転々としてきたことから、習慣的に混雑しやすい幹線道を避けたり、検問が行われそうな場所を把握していたとしたと考えている。逃走ルートの特定が容疑を固める上で重要なポイントとなることや、今後の捜査のあり方を改善する上での参考となるため、男を厳しく追及していく方針だ。

【iCOTY】始まる!! あなたがインターネットで投票するカーオブザイヤー:2002年2月22日からインターネットおよびiモードで消費者が投票するクルマの賞として「インターネット・カー・オブ・ザ・イヤー2001-2002」を開催している。あなたも自分でCOTY決定に参加できる! 2002年3月14日まで投票受付中。---

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  2. ホンダが新型軽EV『N-ONE e:』を発売、航続295km、価格は269万9400円から
  3. 「ほぼモデルチェンジ並み」フロントマスクが大胆チェンジ! 新型レクサス『IS』が話題に
  4. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  5. フェラーリ『テスタロッサ』復活、新世代電動スーパーカーは1050馬力
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る