習慣として幹線道路を避けた? 青森の放火強盗で逃走ルート特定が難航

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青森県弘前市の消費者金融で昨年5月に発生した強盗放火事件で、青森県警は4日に浪岡町に住むタクシー運転手を強盗殺人、現住建造物等放火などの疑いで逮捕したが、犯人が厳重な警戒網を全て突破し、どのように逃走したのか特定することに難航しているようだ。

この事件は昨年5月8日午前10時50分ごろに発生したが、青森県警では「逃走車両は深緑色の軽ワンボックス車」との情報を受け、事件発生直後から現場周辺道路での検問を開始。30分後までには県内の主要道路の47カ所に検問所を設け、正に「水を漏らさぬ規模」で行われたにも関わらず、当日中に該当車両を発見することができなかった。

警察の取調べで、逮捕された男は「犯行は前日に思いついた。計画性はあまりない」と供述しており、逃走経路についても「よく覚えていない」と話している。

捜査本部では男がタクシー運転手であることや、これまでに運送会社のドライバーなど“クルマを扱う仕事”を転々としてきたことから、習慣的に混雑しやすい幹線道を避けたり、検問が行われそうな場所を把握していたとしたと考えている。逃走ルートの特定が容疑を固める上で重要なポイントとなることや、今後の捜査のあり方を改善する上での参考となるため、男を厳しく追及していく方針だ。

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《石田真一》

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