JR系のバス会社である中国ジェイアールバス、ジェイアール九州バスなど4社は、国土交通省中国運輸局に対し、広島〜福岡と福山〜福岡で新たに運行する高速バスの路線認可を申請したことを明らかにした。4月までに認可されれば、5月上旬から運行する考え。
今回申請した路線は、昼行便の広島バスセンター−博多駅交通センター間と、夜行便のJR福山駅−博多駅交通センターの2ルート。前者は中国ジェイアールバス、ジェイアール九州バスのJR系2社に加え、広交観光バスと中国バスの4社による共同運行で1日あたり6往復。後者は中国ジェイアールバスと中国バスによる2社の共同運行で上下各1本となる。
広島〜福岡間のバスについては、広島電鉄バスと西日本鉄道バスが今回と同様に1日6往復体制で運行していたが、乗客数の低迷から1993年に運行を停止していた。今回の運行が認可されると9年ぶり路線復活となるが、経路見直しで所要時間を30分短縮、運賃も当時より400円近く安い4000円に設定した。
中国ジェイアールバスでは「当時の運行停止の経緯は知っているが、今は格安な運賃が受け入れられる時代なので十分に勝算がある。ゴールデンウィーク前に運行開始ができれば、広島フラワーフェスティバルや博多どんたくなどの大イベントにも間に合う」としている。
ちなみに同区間を新幹線ひかり号で移動した場合、所要1時間15分で8700円となる。時間を要しても安さを取るか、それとも時間を買うのを良しとするのか。
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