6日、大阪府枚方市の路上で、近くに住む男性が犬の散歩中、クルマで通りかかった男と口論になり、拳銃で撃たれて軽傷を負うという事件が起きた。大阪府警では逃げた男の行方を追うとともに、凶器の特定を急いでいる。
事件が起きたのは6日の午後6時ごろで、大阪府枚方市の市道で起きた。飼っている大型犬と一緒に散歩をしていた45歳の男性に対し、後方からクルマで来た男が「おい、こんな狭い道路で大きな犬の散歩なんかするな。今すぐどけ」とからんできた。この男性が「狭い道を大きなクルマで通る方が迷惑だ」と反論したところ、クルマの男がナイフを取り出したので、危険を感じてその場を離れた。
ところが男はクルマを走らせて追跡を開始。「殺すぞ」と叫んだ後、突然拳銃のようなものを一発撃ち、現場から逃走した。犬を散歩していた男性は左足を撃たれたが、命に別状はないという。
警察では口径の小さい改造拳銃のようなものを使った殺人未遂事件と判断。現場からクルマで逃走した男の行方を追っている。撃たれた男性の目撃情報によると、クルマに乗っていた男は丸刈りの坊主頭。作業服のような紺色の服装で、70〜80歳ぐらいの老人だったいう。