熊本でも100円バス導入---1日あたり1300人の乗客増をねらう

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熊本市内で路線バスを運行する熊本市交通局(市バス)、九州産業交通バス(産交バス)、熊本電鉄バス、熊本バス、熊北産交バス、産交観光バスの6事業者は、4月1日から熊本市内の全路線を対象に1.5kmまでの初乗り運賃を100円にすることを明らかにした。

現在の初乗り運賃は130円で、各社とも2.2km程度までが適用区間となっている。今回の値下げでは、このうち1.5km区間までを100円に、1.6km〜2.2kmまでをこれまでと同じ130円に据え置く。初乗り運賃を値下げすることで短距離利用の利便性を向上させ、全体的なバス需要の底上げを狙うことが値下げの目的。

130円までの区間を利用する乗客は年間約300万人だが、このうちの半分は今回100円運賃が適用となる区間を利用している。このため、一時的な減収に陥ることが想定されているが、これまで徒歩で済ませていた人がバス乗車にスイッチし、1日あたり1300人の利用者増につながれば減収分はカバーできるという。また、100円運賃の適用は現金と回数券、プリペイドカードなどの利用に限り、定期券利用の場合はこれまでと同じ初乗り130円での算定を適用するとしている。

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《石田真一》

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