部下の無免許運転は上司の責任---福岡県警が6人処分

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福岡県警監察官室は7日、1月に辞職した元巡査部長が運転免許の更新をせずに無免許で交番のバイクを運転していた問題で、この巡査部長の上司6人に対し、監督不充分として訓戒や注意などの懲戒処分を行ったことを明らかにした。

この問題は2002年1月、福岡西警察署に勤務していた56歳の巡査部長が、運転免許の更新をせず、自分が無免許状態であることを知りながら、交番のバイクを恒常的に運転していたことが内部調査で発覚したことを発端とする。

この巡査部長はすでに退職しているが、上司である署長や副署長には、所属する警察官の免許証などを所属長を通じてチェックする必要があったと判断。それを行わない監督不行き届きがあったとして、今回の処分を決めた。福岡西署の副署長2人が本部長訓戒、総務課長ら3人が所属長訓戒、同署の前署長が本部長注意の懲戒処分となった。

監察官室では「県民の皆様からの信頼回復に努めたい」とコメントしている。

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《石田真一》

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