前週末の米国株高、景気底打ちに対する期待感を背景に、全体相場は小幅ながら4日続伸。平均株価は一時1万2000円台を回復した。円相場が1ドル=129円台に軟化したことを受け、自動車株はそろって反発した。
日産自動車が前週末比23円高の853円と5日ぶりに反発したが、買戻しが相次ぎ出来高は市場第5位。トヨタ自動車も前日比110円高の3780円と反発した。この日発表された大学生就職人気ランキングで、同社は来春卒業予定の文系男子で初のトップとなっている。
生産体制の合理化を進めている三菱自動車工業は、6円高の304円と300円台を回復。2年後をめどに欧州子会社で2車種の生産を中止し、ダイムラー・クライスラーと共同開発中の小型車を後継車として投入する方針だ。いすゞ、スズキが続伸し、マツダ、富士重工業もしっかり。ホンダだけが80円安とカヤの外だった。
【iCOTY】始まる!! あなたがインターネットで投票するカーオブザイヤー:2002年2月22日からインターネットおよびiモードで消費者が投票するクルマの賞として「インターネット・カー・オブ・ザ・イヤー2001-2002」を開催している。あなたも自分でCOTY決定に参加できる! 2002年3月14日まで投票受付中。---