少人数・凶悪化の暴走族には県条例の改正で対抗---大人は汚い?

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熊本県警は14日、現在開催中の熊本県議会の一般質問の席上、県の道路交通規則を改正し、5月1日から施行することを明らかにした。暴走族対策に主眼を置いたもので、これまでの道路交通法より摘発しやすくするのが狙い。

県の道路交通規則に追加されるのは、鉄パイプを持った暴走族メンバーを摘発しやすくするためのもので、順守・禁止の事項に「二輪車の運転者は鉄パイプ状のものを持った者を乗せてはならない」、「二輪車の同乗者は鉄パイプ状のものを振り回したり、突き出したりしてはならない」という項目を書き加えるというもの。

集団でこのような行為を行った場合には、刑法で定められた“凶器準備集合罪”を適用することで対処できるが、近年の暴走族は少人数・凶悪化の方向にあり、単独走行で鉄パイプを振り回している場合には摘発することができなかった。

このため、具体的に「鉄パイプ状の…」という文言を書き加え、罰則対象とすることで円滑な摘発を狙うとしている。ちなみに検挙された場合、5万円以下の罰金刑となる見込み。

《石田真一》

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